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GPT-5リリース予定とChatGPT最新アップデート!教師にはどのようなメリットが?

  • kentakk14
  • 2月14日
  • 読了時間: 3分

ChatGPT 最新アップデートまとめと今後の予定


OpenAIはさまざまなアップデートを実施しました。

ここでは最新のアップデートと、今後のリリース予定について分かりやすく整理して紹介します。

 


最新のアップデート内容


1. ファイル・画像アップロード対応


o1およびo3‑miniシリーズでは、ユーザーがチャット内で直接ファイルや画像をアップロードできるようになりました。

これにより、読み込みデータを基にした推論が可能となります。


2. Plusユーザー向け o3‑mini‑high 制限の大幅引き上げ


Plusプラン利用者向けに、o3‑mini‑highモデルの1日あたりの利用回数上限が、従来の制限の7倍に引き上げられ、最大50回まで利用可能になりました。


3. Proユーザー向け「deep research」のマルチプラットフォーム展開


Proプランで提供される「deep research」機能が、従来のWebブラウザ版に加え、iOS/AndroidのモバイルアプリおよびMac/Windowsのデスクトップアプリでも利用可能になります。

これにより、どのデバイスからでも高度な調査やデータ分析が行え、場所を選ばず効率的な情報収集が可能となります。


これまで、パソコンを立ち上げなければDeep Researchを使えませんでしたが、これからはスマートフォンなどから調査させることができます。

これで移動中などにも気軽に使うことができます。

 

今後のアップデート予定



1. GPT-4.5のリリース


数週間以内にリリース予定。

即時回答型の最後のモデルとなるそうです。


2. GPT-5 のリリース


数カ月以内に提供予定です。従来のGPTシリーズと推論能力に優れたoシリーズ(o1、o3など)の統合モデルです。

音声認識、画像生成、Canvas、ウェブ検索、Deep Research、コード生成など、多彩なツールが組み込まれる予定です。

推論が必要かどうかを認識するなど、これまで複数のモデルを使い分けていた複雑さが解消されます。最適なモデルがわかるため、より求めている回答が得られやすいくなりますね。

 


教員の活用方法は?


それでは、学校教員としてこれらのアップデートや発表がもたらすメリットについて考えてみました。



授業準備が充実


質の担保された資料の読み込みによって、高度な推論が可能となります。

例えば、ファイルを読み込んだ上で推論できるため、学習指導要領など文部科学省の公表資料を基にして授業展開や学習活動などを考えさせることができます。

Web上にある指導案を読み込ませて、実態に応じた展開に変更させたり、改善策を提示させることができます。

授業のスライドやワークシートから練習問題や小テストを作ることもできます。



学級や授業の改善


無記名のアンケートや振り返りなどをFormsなどで実施しておくと、簡単にExcel化できます。そのデータを読み込ませて推論することで、授業や学級経営の課題や改善点について挙げさせることができます。

こちらも4oに比べるとより精度の高い回答を得ることができます。



解答までのプロセスを提示


例えば、教科書の問題やプリントのデータなどを読み込ませて、どのように答えまで辿りつくのか、そのステップを作ることができます。

それに基づいて解説をしたり、子どもたちに提示したりすることができます。



同時並行で調査


「Deep Research」がモバイルアプリでも利用可能になったため、パソコンで別の指導案を作成しながら、参考資料を調査させることができます。また、研修を受けながら、浮かんできた疑問について文献調査するなど、私たちの学び方も変わります。


 

ファイル読み込み+推論は使える


今回のアップデートの個人的な目玉はファイル読み込みした上で推論が可能となったことです。

授業準備や教材作成にも使えますし、ちょっとした研修を考える際にも使いやすいです。

単なる推論だとズレた内容となることがありますが、そのズレをファイルを読み込ませることで修正できます。また今後のブログ記事にて、具体的な活用方法についても紹介したいと思います。

 
 
 

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